ニトリのレトルトカレーはなぜ売れた?累計15万個の意外な理由とは

日常、習慣

正直に言うと、最初は「え、家具屋?」と思いました。

私も、完璧に説明できる人間じゃないので、流行りの理由を一つにまとめる自信はないんですけど、「予定になかったのに手が伸びた」経験がある人には、すごくわかる話だと思います。

ニトリでレトルトカレーが累計15万個も売れた、というニュースを見たとき私は少しホッとしました。

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数字だけ見ると大きいけれど、それ以上に「生活の中で、ちゃんと選ばれた」感じがするからです。

「家具屋がカレー」は弱みじゃなく、入り口だった

ニトリといえば収納や家具のイメージが強いですよね。

だからこそ、食品メーカーがカレーを出すより「なにそれ?」と立ち止まりやすい。

SNSや口コミでも「買ってみた」が回りやすい。

不安で動けない日でも、まずは「試しに一個」でいい、という距離感に近い商品だと感じます。

しかも「いきなりニトリがカレーを作った」わけではなく、グループの飲食事業でレストランに出ていた味を、家庭向けにしたもの

ストーリーとして「ただのノベルティじゃないのか」という疑いに、少しだけ答えてくれる。

コツコツ別の場所で作ってきたものを、形を変えて届けた、という感じがします。

税込300円前後が、「失敗しても大丈夫」のライン

商品名 価格 特徴
スパイシービーフカレー 税込300円 29種類のスパイスを使った本格派。レストラン発の看板メニューが元になっている
クリーミーバターチキンカレー 税込300円 北海道産生クリームを使用した、まろやかで食べやすい味わい
欧風ビーフカレー 税込300円 やわらかいビーフと国産黒糖のコクが特徴
濃厚キーマカレー 税込300円 豚肉と牛肉のひき肉、玉ねぎの甘みを活かした濃厚系

価格はだいたい税込300円前後

スーパーの格安よりは少し高いけれど、高級レトルトほど覚悟がいらない。

「今日は料理する気力がない」「外食だと800円〜1,000円は痛い」——そういう日、自分を責めずに済む金額であることも、売れた理由のひとつだと思います。

完璧な献立じゃなくていい、少しずつでいい、という生活のリズムに寄り添っている。

ついで買いが悪いことじゃなかった

ニトリには食器や調理器具、日用品も並びます。

家具を見に来た流れで、「あ、カレーある」と手に取れる

「本当はもっとちゃんとした買い物リストがあったのに」という気持ちわかります。

でもその「ついで」が暮らしを少し楽にしてくれることもある。

累計15万個というのは、そういう小さな救いが積み重なった数字なのかもしれません。

味のラインナップは「今日の自分」で選べる

商品名 味の特徴 おすすめの人
スパイシービーフカレー スパイス感が強めの本格派 辛め・大人向けのカレーが好きな人
クリーミーバターチキンカレー まろやかで食べやすい 辛いカレーが苦手な人
欧風ビーフカレー コクと甘みのある王道系 家庭的なビーフカレーが好きな人
濃厚キーマカレー ひき肉の旨味がある濃厚系 ご飯にしっかり絡むカレーが好きな人

「ニトリダイニング お、ねだん以上。のレトルトカレー」として、スパイシービーフ、クリーミーバターチキン、欧風ビーフ、濃厚キーマなどがあります。

スパイス派もまろやか派も、王道も濃厚も。

今日は刺激が欲しい、今日は優しい味がいい——その日の気分でいい、という設計に見えます。

ニトリ側の狙いも、現実的

家具はすぐ買い替えないけれど、食品や日用品は何度も買う。

「暮らしの総合ブランド」へ広げたい、という戦略の一環でもあります。

だからこそカレーは話題づくりだけで終わらず、リピートしうる棚の上の存在になり得たという読み方ができます。


まとめ:意外な理由は「生活の隙間」を埋めたから

累計15万個の背景には、安さだけではないと思います。

家具屋カレーという意外性、レストラン発のストーリー、試しやすい価格、買い物ついでに買える手軽さ——それらが重なって「ちゃんとした晩ごはんじゃなくてごめんなさい」という日にも、それでも今日を終えていいという許可のようなものを、少しだけくれたのかもしれません。

すべての店舗で常に置いてあるとは限らないので、気になる人は近くの店舗や在庫を確認してみてください。

高級レトルト並みを期待しすぎると物足りなく感じることもあるかもしれません。

それでも「手頃な価格で、少しだけ本格的な晩ごはん」として試す価値は、私はあると思っています。

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