新潟県のテレビ局・BSN新潟放送の公式マスコットキャラクター「ハレッタ」は、地域に根ざした温かみのある存在として、多くの人々に親しまれています。
その魅力を、プロフィールからデザインの背景、活動内容、地域との関わりまで、詳しくご紹介します。
ハレッタのプロフィール
ハレッタは、パンダに憧れる6歳の男の子です。
好きな色はピンクで、大好物は新潟名物の笹だんご。耳は太陽と雲の形をしており、雪のようなふわもこボディが特徴です。
性格はいつも誰かのことを思っている優しい性格で、みんなの気持ちを大切にするため、白黒はっきりさせるのが苦手だそうです。
デザインに込められた新潟の風土
ハレッタのデザインは、新潟県上越市出身のイラストレーター・アートディレクターの大塚いちお氏によるものです。
彼は、NHK Eテレ「みいつけた!」のアートディレクションを手掛けたことで知られています。
ハレッタの姿は、新潟の風土がベースになっており、冬場はグレーの空が多く、ネガティブに取られることもありますが、雨や雪は豊かな大地を育みます。
時には大変な気候だけれど「だからこそ新潟は素敵な場所なんだ!」という思いも込められています。
名前の由来と誕生の背景
ハレッタは、BSN新潟放送の開局70周年を記念して誕生しました。
2022年7月9日に誕生し、同日から8月7日まで名前を募集。
7,834通の応募の中から、誰もが呼びやすく、弾むような楽しさが感じられ、みんなを元気にするキャラクターにふさわしいという理由で「ハレッタ」が選ばれました。
メディアでの活躍と地域イベントへの参加
ハレッタは、BSNのテレビ番組『土曜ランチTV なじラテ。』や『BSN NEWS ゆうなび』などに出演し、視聴者に親しまれています。
また、BSNキッズプロジェクトのイベントや「BSNキッズフェスティバル」など、地域のイベントにも積極的に参加し、子どもたちとの触れ合いを大切にしています。
ハレッタのうたとダンスで広がる魅力
ハレッタには、オリジナルソング「雨のち晴れBoy」があり、歌詞には、雨や雪の日でも前向きな気持ちで過ごすハレッタの姿が描かれています。
この歌は、RAM RIDERが作曲・編曲を手掛け、歌は長谷川瑞さんが担当しています。
また、ハレッタのダンスもあり、子どもたちが踊ってみた動画を募集するなど、地域との交流を深めています。
地域との絆を深める活動
ハレッタは、単なるキャラクターにとどまらず、新潟県内の学校やイベントでの活動を通じて、地域との絆を深めています。
例えば、デザイナーの大塚いちお氏が小学校を訪れ、子どもたちと一緒に絵を描くワークショップを開催するなど、教育的な取り組みも行われています。
これらの活動を通じて、ハレッタは地域の子どもたちに夢や希望を届けています。
まとめ
ハレッタは、新潟の風土や人々の思いを体現したキャラクターとして、地域に根ざした活動を展開しています。
その優しい性格や可愛らしいデザイン、そして地域との深い関わりが、多くの人々に愛される理由です。
これからも、ハレッタの活躍に注目し、新潟の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。