「最近、コンビニに行く回数が減った気がする」
そう感じている人は、あなただけではありません。
実際、ここ数年は“コンビニ離れ”という言葉が現実になりつつある。
売上は伸びているのに客数は減る——そんな現象が起きているのだ。
なぜ、人々はコンビニから離れ始めたのか。
便利さの象徴だったコンビニに、いま何が起きているのかを分かりやすく解説する。
物価高で「便利=高い」が目立つようになった
まず大きいのはこれ。価格の問題だ。
コンビニはもともと「便利さ」を売るビジネス。
多少高くても、近い・早い・すぐ買える——これが価値だった。
しかし、物価高が続くいま、その“多少”が大きく感じられるようになった。
飲み物、パン、おにぎり、弁当…気づけばすべて値上がりしている。
以前は気にしなかった差額が、積み重なると無視できなくなる。
結果、「急ぎじゃないなら別の店でいい」という判断が増えた。
あなたは最近、コンビニで“高いな”と感じたことはないだろうか?
ドラッグストアが食品の強いライバルになった
いま最もコンビニの客を奪っている存在。それがドラッグストアだ。
昔は薬や日用品中心だったが、現在は食品・飲料・冷凍食品・お菓子まで充実している。
しかも価格はスーパーに近く、コンビニより安いことが多い。
「飲み物+お菓子+日用品」
このセットは、もうドラッグストアで完結してしまう。
コンビニの独壇場だった“ちょい買い”市場が崩れ始めている。
小型スーパーがコンビニの領域に入り込んできた
都市部を中心に増えているのが小型スーパー。
これがまた強い。
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営業時間が長い
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駅近・住宅街にある
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価格はスーパー並み
つまり、「便利さ」と「安さ」の両方を持つ。
コンビニの強みを直接削る存在だ。
節約志向で「使い分け」が当たり前になった
いまの消費者は賢い。
全部を一つの店で買う時代ではない。
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普段の買い物 → スーパー・ドラッグストア
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急ぎ・深夜 → コンビニ
この“役割分担”が定着した。
コンビニは「日常の店」から「緊急の店」に変わりつつある。
生活スタイルの変化も大きい
コロナ以降、働き方や生活導線は大きく変わった。
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在宅勤務の増加
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通勤途中の“ついで買い”減少
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外出頻度の変化
駅前・オフィス立地に強かったコンビニは、この影響を大きく受けた。
人手不足とサービス体験の変化
人手不足も見逃せない。
レジ待ち、品切れ、清掃、深夜営業の縮小…。
ほんの小さなストレスでも、「別の店でいいか」と思わせる要因になる。
便利さが少しでも揺らげば、コンビニの強みは弱くなる。
コンビニ離れの理由まとめ
| 理由 | 具体的な変化 | 影響 |
|---|---|---|
| 物価高 | 商品価格の上昇 | 割高感が強まる |
| ドラッグストア台頭 | 食品・飲料が充実 | まとめ買いが移動 |
| 小型スーパー増加 | 安くて便利 | コンビニの領域侵食 |
| 節約志向 | 店の使い分け | 来店頻度減少 |
| 生活変化 | 在宅・動線変化 | “ついで買い”減少 |
| 人手不足 | サービス低下 | 利便性の揺らぎ |
失敗から学んだ話:私はこうして無駄遣いに気づいた
以前、私は「コンビニは便利だから」と何も考えず毎日利用していた。
朝のコーヒー、昼のパン、夜の飲み物…。気づけば1日1000円以上。
ある月、クレジット明細を見て驚いた。
コンビニだけで3万円以上使っていた。
試しに1週間、スーパーとドラッグストア中心に変えた。
結果、食費は明らかに下がった。
ここで気づいた。
「便利」は強い。
しかし、無意識だと出費は膨らむ。
それ以来、私は“目的があるときだけコンビニ”に変えた。
あなたのコンビニ利用、本当に必要な買い物だけだろうか?
それでもコンビニが消えない理由
コンビニは衰退しているわけではない。
役割が変わっただけだ。
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深夜でも開いている
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公共料金・チケット・ATM
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急な食事・災害時
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時間を買う場所
“最後の砦”としての価値はむしろ強い。
まとめ|コンビニ離れの本質
コンビニ離れとは「不要になった」のではない。
“日常の店”から“必要な時の店”へ変化したということだ。
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価格 → 他店が強い
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便利 → まだ最強
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役割 → 緊急・時短・機能型へ
コンビニは減るのではなく、進化している。
これからは「使い方」が鍵になる。
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